実績 - NPOのGoogle Ad Grants運用とファンドレイジング支援
NPO法人のGoogle Ad Grantsを、申請から運用まで担当しています。2026年6〜8月の3か月で、無償枠から6,795米ドル分の広告を配信し、クリック率は7.84%でした。寄付導線の計測、週次レポート、助成金申請とプレスリリースの支援も行っています。
- 領域
- NPO・非営利団体支援
課題
活動を知らせる手段が限られ、寄付ページへの案内と入力手順も整備されていませんでした。広報にかけられる予算と担当者の時間も限られていました。
支援の範囲
Google for Nonprofits(Googleの非営利団体向けプログラム)への登録とGoogle Ad Grantsの申請を代行し、承認を得ました。その後、検索広告の運用、寄付導線の計測、レポートの作成、資金調達の計画づくりを担当しています。
- Google Ad Grantsの申請・運用
- キーワードの点検と除外設定
- 寄付導線の計測と修正
- 週次レポートの作成
- 寄付者との関係づくりの戦略
- 助成金申請の支援
- プレスリリースの作成と配信
実績の数値
- 広告の表示回数(2026年6〜8月)
- 14,571回
- 広告のクリック数(同期間)
- 1,142回
- クリック率(要件は月5%以上)
- 7.84%
- 無償枠で配信した広告額(同期間)
- 6,795米ドル
配信額はGoogleが提供する無償枠の消化額で、広告の掲載費は団体の負担になりません。センダーへの運用の委託費は別にかかります。月次のクリック率は、2026年6月6.78%、7月8.85%、8月7.98%、9月7.29%でした。制度上の上限(月額最大1万米ドル)は枠の上限で、全額を配信できることを示すものではありません。
実施したこと
Google Ad Grantsの運用
- 寄付ページへ案内するキャンペーンを新設し、広告グループを5つに分けました。
- 入札戦略「上限クリック単価2米ドルのクリック数の最大化」が配信を制限していたため、「コンバージョン数の最大化」に変更しました。
- 登録キーワード6,085件を点検し、品質スコア1〜2のキーワード、他団体の名称を含むキーワード、重複したキーワードの計50件を停止しました。
- Googleの最適化案の自動適用で削除されたキーワード16件を変更履歴から特定し、自動適用を止めて復元しました。
- 検索語句を毎週点検し、寄付と関係のない語句を除外キーワードに追加しました。除外キーワードは2026年6月の31件から、10月には67件になりました。
- 月次のクリック率を毎週確認しています。注意の基準を5.5%とし、下回ったときに停止するキーワードの条件を手順書に定めました。
寄付導線の計測と修正
- 寄付ボタンのクリックを、Googleタグマネージャーでコンバージョンとして計測しました。
- 外部の寄付決済サービスと団体のサイトの間を、同じ訪問者として計測できるように設定しました。
- 団体サイトの支援ページで、リンク切れになっていた継続寄付のボタンを修正し、寄付フォームへのリンク14本の指定方法を統一しました。
レポートと分析
- 広告・GA4・Search Console・寄付の経路別の集計をまとめた週次レポートを作成しています(2026年7〜10月に12回)。数値の取得は自動化しています。
- 3か月間の実績を集計し、配信額が上限に届いていない原因を調査しました。原因は予算ではなく、広告の掲載順位による表示機会の不足でした。
- 「寄付」を含む検索語句837語を分類し、団体の活動に合う語句を特定しました。
資金調達と広報
- 寄付者への継続的な情報提供の方針と、段階的な導入計画を作成しました。
- クラウドファンディングの計画書と提案資料を作成しました。
- 企業財団の助成プログラムへの申請について、申請計画・予算案・見積明細を作成し、提出までを支援しました。
- プレスリリースを2本作成し、配信しました。
- 1年間の発信計画を作成しました。



